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精神疾患患者における低栄養の現状と取り組み
「栄養管理」というと内科や外科の領域ばかり注目されますが、精神科領域でも欠かすことはできません。特に統合失調症患者では、非高齢期で過栄養(肥満やメタボリックシンドローム)が増加する一方、高齢期では低栄養が急増します。その背景には何があるのか。管理栄養士の視点からお話ししたいと思います。
プロフィール
略歴
1996年 東北栄養専門学校卒業
1996年 一般財団法人愛成会 弘前愛成会病院 入職
2013年 弘前大学大学院保健学研究科 生体機能科学領域代謝機能科学分野 博士前期課程修了
資格
日本精神科医学会認定栄養士
活動
(公社) 青森県栄養士会理事 医療職域部会運営委員長
(公社) 日本栄養士会医療事業推進委員会 常任委員
日本消化吸収学会(評議員)、東北精神保健福祉学会 理事、他
著書・論文
・認知症の人の摂食障害最短トラブルシューティング 食べられる環境,食べられる食事がわかる:吉田貞夫.医歯薬出版(株).2014.
・高齢者を低栄養にしない 20のアプローチ 事例でわかる基本と疾患別の対応ポイント
:吉田貞夫.(株)メディカ出版.2017.
・膵外分泌不全診断マニュアル.編集:中村光男.監修:竹内正,一瀬雅夫.
(株)診断と治療社.2017.
・石岡拓得,他:「非高齢期精神疾患患者の筋肉量および食事摂取状況の調査-入院患者と在宅生活者との比較検討-」.消化と吸収vol45(2),123-132,2023.他多数
受賞歴
2018年11月:日本消化吸収学会 天野学術研究奨励賞
2019年7月:(公社)日本栄養士会 栄養改善奨励賞 (森川賞)
2022年10月:日本消化吸収学会 天野学術研究奨励賞
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