安彦 晴奈

『栄養精神医学を中心とした訪問看護が有用であったうつ病20代女性』

うつ病患者に対する訪問看護の中で、栄養精神医学の視点での介入の有効性を検討した症例報告。信頼関係を基盤に、タンパク質・鉄・ビタミンの補充や糖質摂取の調整を行い、多面的な改善が見られた。訪問看護師による丁寧な説明と関わりが、患者の主体的な治療参加を後押しし、自己効力感の回復につながった。本症例は、今後の精神医療における栄養介入と訪問看護の連携の重要性を示唆するものである。

プロフィール

略歴

2013年　埼玉県立小児医療センター

2017年　高仁会戸田病院

2023年　訪問看護ステーション膳

2025年　日本栄養精神医学研究会10周年記念学術講演会で発表・日本栄養精神医学学会誌に論文投稿

資格

看護師、保健師

日本栄養精神医学会認定栄養サポーター

（食と心の栄養サポーター）

活動

（食と心）日本栄養精神医学会　正会員